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2013.05.03
台湾ファムトリップ
<2013年5月1日~5月3日>
5月1日、2日、3日に私は台湾旅行会社の視察関係者に通訳案内をさせていただきした。お客様は2名様でした。大きなバスの中で、マイクを持って多くのお客様を相手にする緊張感もなく、静岡県内の観光地をいろいろ紹介しました。
一日目は島田の日本一長い木造橋、『蓬莱橋』を見学後、SLに乗りました。迫力がある汽笛とレトロな雰囲気で、お客様から大好評でとてもよかったです。午後『玉露の里』でお茶体験をしました。玉露の味より日本庭園、丹精を込めた茶室、凛とした着物姿で畳に座っている茶の先生からお茶をいただく・・そんな雰囲気がお気に入りの様子でした。台湾の方は台湾烏龍茶の味に馴染んでいるかもしれません。日本茶そのものより日本のお茶文化ですね。
二日目は清水港からフェリーで土肥へ行きました。『土肥金山』を見学し、砂金採りを体験しました。『土肥象牙美術宝庫』では「西遊記」を題材した大型彩石象嵌屏風を観ました。日本では、「西遊記」や「三国誌」の人気がいまだ根強いことが不思議だともおっしゃっていました。子宝の霊湯『吉奈温泉』の由緒ある旅館を視察して後、『日本平恋人岬』では、台湾の海の景色と違う富士山や駿河湾を一望する180度以上のパノラマ景観に感動しました。
三日目は『三保の松原⇒東照宮⇒日本平ホテル⇒駿府城』の行程。『東照宮』では宮司さんのご案内で、通訳をしました。オープンしたばかりの日本平ホテルの中の施設を見せて頂きましたが、天気がよかったので、ホテルからの素晴らしい景色に圧倒されたようです。お客様は、台湾の観光客に是非紹介したいとおっしゃいました。午後駿府公園にある駿府城の絵図や復元資料、駿府城関連の出土品などを展示している『駿府城ニノ丸と東御門』を見学し、三日間の視察が終わりました。
この三日間の中で、県内のいくつかの宿泊施設を視察しました。台湾から静岡に来ていただき、富士山を見ながら純和風の施設を利用してもらいたいと思いました。
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