トピックス
2018.09.18
小泉八雲記念館
小泉八雲記念館
〒425-0071 静岡県焼津市三ケ名1550
(焼津市立図書館南側)月曜日休館 駐車場あり 入館料無料 TEL:054-620-0022
明治時代の作家小泉八雲【ラフカディオ ハーン】(1850-1904)といえば、日本に帰化した作家、特に怪談物などが有名です。54歳で亡くなる前の夏まで6回にわたり焼津で夏を過ごし、焼津の土地、地域の人々と大変親しまれたとのことで、焼津市に小泉八雲記念館が設立されました。(2007年)こちらではハーンのスケールの大きな人生を知ることができ、焼津での夏をどのように過ごしていたのかが分かります。
焼津の別宅は山口乙吉(オトキチ)さんという魚商人2階を借りていたそうです。避暑に焼津にいる間、まめに、お子さんの学習ぶり、水泳の上達のことなど奥様のセツさんにカタカナの手紙を送っておりここで展示があります。小泉八雲の出版物も館内にて読むことができます。ハーンの人生、出版物を通して、古き良き日本を教えられます。
日本に来る前のハーンの人生もまさに流浪の人生で、ビデオや展示で知ることができます。アイルランド人の父、ギリシャ人の母の間に、ギリシャにて生まれ、アイルランドで4歳まで過ごし、両親離婚の後、英国の叔母の元で育てられ、その後アメリカにわたり、勉学を続け、ジャーナリストとして働き始め、米国各地へ赴きます。ニューオリンズでの博覧会で日本の出品物に興味を抱き、服部さんという官僚とも知り合いになります。アメリカでは一度結婚もされています。
いろんな個人的発見があるかと思います。是非足を運んでみてください。(Y.T.)