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Fujinokuni Shizuoka Interpreters' Organization

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2019.09.21

「インバウンド市場の現状と課題(クルーズ船市場も含めて)」 市民大学リレー講座第1回

「インバウンド市場の現状と課題(クルーズ船市場も含めて)」 市民大学リレー講座第1回

ガイドの仕事をしていると海沿いをバスで走り、駿河湾について話をする機会が良くあります。「駿河湾についてもっと知りたい」、「静岡の海の魅力をもっと理解して海外のお客様に伝えたい」と常々思っていたので、「海から考えるしずおかの魅力」というタイトルに惹かれて、市民大学リレー講座に申し込みました。このリレー講座は静岡市内の5つの大学の先生方が「海洋文化」をテーマに様々な講義をされるのですが、本日921日(土)は静岡県立大学経営情報学部経営情報学科の特任教授 北上真一先生の「インバウンド市場の現状と課題-クルーズ船市場も含めて-」という講義でした。北上先生はJTBに長く勤務された後に2018年から県大に赴任されたとのことでインバウンドの動向や可能性について大変興味深いお話しを聞くことができました。

日本の中でも静岡は人気の観光地であり、クルーズ船の寄港も含め、静岡のインバウンドはこれからますます活性化するであろうこと、清水港に寄港するクルーズ船のお客様のうち4割しか下船観光されないとのことで、下船して観光するお客様を増やすには、プロモーションをもっとすることと、お客様の評判を上げること、中でもクルーの方々の評判を上げることが大事とのお話しがあり、そのためには日本人が見せたいものを見せるのではなく、訪日観光者の立場に立って考えることが大切とのことでした。(M.S)


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