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汗ばむ陽気となった5月28日(日)、2023年度FUSION総会・研修会が開催されました。
研修地となったのは、2023年1月13日にグランドオープンした「静岡市歴史博物館」。
静岡市の中心部に位置する駿府城公園を目の前に臨む新しい施設で、学芸員さんからの説明を受け、
実際に展示物を見学しました。

 静岡市は、2023年の大河ドラマの主人公・徳川家康を育てた今川義元が統治していた場所であり、
その家康も人生の1/3に当たる25年を過ごしたゆかりの深い土地。
静岡市歴史博物館でも、戦国大名・今川義元と、将軍・徳川家康を中心に、
近代までの静岡市の遍歴が紹介してあります。

 無料で入ることのできる1Fには、博物館の建設中にたまたま見つかったという
「戦国時代末期（400年前）の道の遺構」が当時のままの場所に展示してあり、
しばし当時の静岡の風を感じての見学スタート。
2Fと3Fは有料（大人¥600）となり、常設展と年に4回ほど企画展も開催されています。
まだ12歳の竹千代が身につけたという鎧と、家康が関ヶ原の戦で着用した鎧が並べて展示してあったりして、
徳川家康をより身近で実在した人物なんだなと実感しました。

実際に海外からのお客様を案内した時のことを想定し、各々シュミレーションをしながら1時間ほど館内を見学、
最後に学芸員の方と意見交換の場も設けて頂けました。

自分が暮らしている静岡市の歴史を学べる機会でもあり、
また通訳案内士としてどのように伝えられるのかなどを考えることのできる有意義な研修会だったと思います。
また個人的にゆっくり訪れてみたいと思いました。 

静岡市歴史博物館：https://scmh.jp/
（KS）