FUSION ふじのくに静岡通訳案内士の会
ふじのくに静岡通訳案内士の会
Fujinokuni Shizuoka Interpreters' Organization

トピックス

2023.11.23

FUSION中部研修会

1014日(土)FUSION中部地区研修を1300からおよそ3時間30分ほどかけて久能山東照宮と日本平ロープウェイで行いました。NHK大河ドラマ「どうする家康」が放映されていることから日本人のお客様の数が増えている地域です。
久能山東照宮では神職様のご案内により、今まで気づかなかったこと、疑問に思っていたことを伺うことができ、大変有意義な研修でした。
またガイドとして案内をする時、お客様に話を聞いて頂く場所、ガイドをする内容、どの順位で話をするのが良いかなどガイド同志で知恵を出し合い、新たな気付きを得ることができました。
久能山東照宮は全国の東照宮に先立ち、一番早くできた東照宮。日光東照宮より19年前に築造されています。
拝殿と本殿が石の間でつながっている「権現造(ごんげんづくり)」と呼ばれる独特の建築様式についても改めてご説明を頂きました。
一番奥にある家康公のお墓「神廟」では、一番の謎と言われる「家康公のご遺体はどちらにあるのか」という話になりました。
家康公がお亡くなりになって一年後にご遺体が移られたのかと言うことは江戸時代初期当時の状況を考えると現実的ではないのですが、神様となられた家康公のお墓を開けて調べることは不可能であるため確認はできないとのことでした。
その後、久能山東照宮博物館において、学芸員の方に、スペイン国王から頂いた時計、家康公が関ケ原の戦いで乗られていた駕籠、江戸幕府の将軍が久能山東照宮に奉納した刀剣、甲冑など展示品についての説明を詳しくして頂きました。
収蔵品に対する愛情が深く、特に刀剣、甲冑に関してのご自身の思いが説明にも込められ、本当に好きな方に案内してもらえると楽しい、と言うことは我々のガイド業務にもつながることだなと感じました。
その後、日本平ロープウェイで日本平駅に戻り、お客様を連れての導線を日本平駅のスタッフの方と共に改めて確認致しました。
報告の最後にあたり、観光シーズンのさなか、今回のFUSION研修会にご協力いただいた久能山東照宮及び日本平ロープウェイ関係者の方々に改めてお礼申し上げます。(TANI

日本平ロープウェイ27_0
FUSION研修1015
FUSION研修1015②

  • 通訳案内
  • ビジネス通訳
  • 翻訳
  • 受験対策
  • 出直し英語
  • 外国語講座
To top