FUSION ふじのくに静岡通訳案内士の会
ふじのくに静岡通訳案内士の会
Fujinokuni Shizuoka Interpreters' Organization

トピックス

2024.06.20

FUSION総会・ミニ研修

61 日(土) 2024年度FUSION総会・研修会が開催され、今回の研修は、静岡市消防局によるAED 講習でした。

昨今の訪日外国人観光客の急増に伴い、あらゆる年齢層の観光客が訪日しています。夏は年々気温が上昇し、猛暑日が増えていることから、夏のツアーでは熱中症にかかるゲストも想定され、救急対応が必要となる状況も十分に考えられます。静岡市葵消防署の署員4名を講師に招き、AEDの使い方を習うだけでなく、倒れている人を発見し、その傷病者へ近づく際の周囲の安全確認、AED使用に至るまでの手順(意識の確認の仕方、心肺蘇生のための胸骨圧迫の仕方)、AEDを使用する際の注意事項など教えて頂きました。ひと通り消防署員に教えて頂いた後、参加者は3つのグループに分かれ、胸骨圧迫、傷病者に見立てた人形にAEDを使用するなど実際に体験しました。胸骨圧迫は消防署員のデモンストレーションを見る限り簡単そうに見えましたが、実際にやってみると、両手で心臓を上から押す圧迫にはとても力が要り、絶え間なく一定のリズムで行わなくてはならないため、体力も必要とされるものだとわかりました。研修終了時には全員に救命体験コース参加証が授与されました。実際に倒れている人に遭遇した場合、近辺のAEDの有無は「近くのAED」でインターネット検索することができるとのこと。

研修後は、交流会を行いました。今回の交流会では、迷子が出やすい三保松原訪問時のバス乗降場所について意見が交わされました。(三保松原は、ツアーやガイドによりバス乗降場所が異なるため、同時刻に訪れるツアー客が自分のバスの集合場所を勘違いしやすく、迷子が多い場所。)話し合いは、グループを作り、それぞれグループで乗降場所ごとの長所、短所を洗い出し、最後にグループで話し合った内容を発表し、意見を交換しました。様々な意見があり、自分ひとりでは気づかなかった乗降場所の長所、短所を聞くことができました。クレームにつながりかねない迷子を減らすべく、今回話し合いで出た意見が、新たなルール作りの元になることを願っています。(C.T.)

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